世間並みの幸せなんて無理な話だった

いちばん暗い夜明け前にうたうブログ 走っても走っても私の夜が明けない(椎名林檎に非ず) ※別名義のツイッターアカウントはhttps://mobile.twitter.com/sigure_aki (主に短歌をつくっています)

ミトコンドリアは取り込まれた

宿主に取り込まれたミトコンドリアはどんな気分だったんだろう?

 

自由を失うかわりに宿主の庇護の下にはいって、安寧をえられたのだろうか?

 

広大な海をただよう孤独からは解放されたのだろうか?

 

それとも囚われたような気分になったのだろうか?

 

わたしの性格はよく反転する。なにが自由か識っているわたしと、宿主のようななにかに囚われたがるわたしのふたりが拮抗する。

 

いつか、この限りない振り子の動きが弱まって中間地点で止まれば、と思いつつ、同時に、

 

ああ、中庸なんてそんなものに膝を屈するわけにはいかないと、矛盾をはらみつつ、そう思ってしまうのだ

不安の波のいなしかた

一度捨てた命のはずなのに、未練があるのか、悩み、苦しみ、人に遠慮してしまう

 

良い感じになりたいとか、やれるだけやってみたいと思うのはおかしなことなんだろうか?

 

世界はここだけではないから、どこにでもいっていいのだと、私は知っているはずなのに、なぜこんなにつらくてさみしいのか、わからない

 

執着と自我が捨てきれない

 

業が深いとはこのことなのかもしれない

くらく沈みそうなときは

くらくなって、沈んでしまいそうなときは、今ここだけが人生じゃないとおもうことにしている。

 

世界はひとつではないし、生き方はたくさんある。

 

笑えなくても、なんでも、大丈夫、もとに戻れるから。絶望しなくていいから。

 

ダメなところは直る。

いやなところも、直るよ。

 

変わればいいだけだから。

変わることはこわくない。

 

次はどこにいこうかな?

 

世界中のダルちゃんへ。

http://hanatsubaki.shiseidogroup.jp/comic2/

世界中のダルちゃんへ。

 

あなたのふつうと、わたしのふつう。

それは少しずつ、だけど、確かに違う。

 

誰かのふつうをあなたのふつうにする必要はない。

 

皆が皆、じぶんのつくった籠のなかに生きているのだ。ふつうなんてどこにもない。

 

皆が皆、平均値と外れ値と、ふつうと異質のあいだをゆれながら生きている。

 

だからこそ、だれかと一瞬ふれあう火花のような一瞬が尊い

 

ゆらぐ波形の呼吸が一瞬だけあう刹那を、わたしは奇跡と呼び、信じたい。

 

ダルちゃんは彼と別れてしまったけれど、ただ関係をもったという以上の意味があったんじゃないかな。わずかな間でも。

 

きちんと、おたがいがおたがいを人として扱えるのだ、と、わかりあえたんじゃないかな。

 

別れ際の、からだがもがれたような痛みも含めて、生きている証だ。

 

生きているということは、よろこびとかなしみと、痛みの連続だ。

 

ダルちゃんは異質で、それでも、どこにでもいる女の子だ。

 

じぶんが異質でみにくいと感じている女の子たちが、これ以上、悩まずに済みますように。

 

わたしは、わたしたちは、おかしくても、一部異質でも、世界との周波数があわなくても、チューニングがおかしくても、生きていて、良いのだ。

 

世界中のダルちゃんへ。

 

外れ値の果て、異質さの特異点を生きる、ダルちゃんのひとりから愛をこめて。

もうなにもたべたくない

義務感だけでものをたべてきたが、もうなにもたべたくない。

 

過食と拒食は同一軸をはさんで同位にある。

 

どうせ自分をいためつけるのなら、なにも殺さない奪わない、拒食を私は選びたい。

 

もう、なにもたべたくないのだ。