ものを書くことの効能を知る
何かものを書いている時だけ安らいでいる。このブログ然り、眠れない夜更けのツイッターのタイムラインに連投する短歌然り。
誰に当てるでもないあてずっぽうのボトルメールみたいなものだが、つくるだけ、書くだけでも私の中の何かが浄化されている。
たとえ拙くとも、表現することによるなんらかの効能があるようだ。
不思議なもので、目には見えず、触れられない何らかのエネルギーが私の腹の中にあって、それはいつもマグマの色合いをして煮えたぎっている。
うちに秘めたものがあるなんて言われるけどね、呪いみたいなものだよ。
呪い呪われ、私たちはどこにいくというのか。
ひらひらと影絵の街を闊歩する 夏に降る雪をいざないながら
誰も皆すり抜けていく触れられず私は影だ はぐれた影だ